「スペインの闘牛廃止運動を応援する会」会長の闘牛横綱「星尾」号改「ドン・ホセオ」

2013.12.13




「スペインの闘牛廃止運動を応援する会」会長の闘牛横綱「星尾」号改「ドン・ホセオ」


日本の闘牛の大横綱「星尾」号のことを
覚えていらっしゃいますか？

不知火型の土俵入りが
実に見事でしたねえ。


彼が引退してからというもの、
相撲界もちょっと人気に陰りがでてきたとか。。。




そんな彼、
伝説の大横綱でしたから、
確か「一代親方」の株も持っているはずなのですが、
相撲界からすっぱり足を洗って、
一体、どこでなにをしているのか？

マスコミが全力を挙げて追跡したにも関らず、
なんの消息も得られませんでした。

それで、遂には
牛丼にされてしまった
という噂まで流れていましたよねえ。




それがね、
先日のこと、
私、あるスポーツクラブで
彼に会いましたよ。


なんと、
彼はスペインに渡っていたのです。


彼は現役時代の名前「星尾」号を
「ドン・ホセオ」と改名したそうです。

ほら、名刺も貰いました。

どうぞ、御覧ください。


「スペインの闘牛廃止運動を応援する会」会長って、
書いてあるでしょう。

「元横綱」なんて書かないところが
さすがに「漢（おとこ）」ですねえ。





彼は現役時代に支度部屋のテレビを見ていて、
スペインの闘牛たちの悲惨さを知ったのだそうです。

だってねえ、
素手の牛と武器を持った複数の人間が戦うなんて、
卑怯じゃありませんか。


それでね、
引退してから、
色々なオファーを全部断って、
身一つでスペインに行ったそうです。

そうなんです、
貯金は皆、故郷の家族に渡して、
懐には、
力士たちの署名だけを携えてね。

スペイン語のこと？

現役時代に、ラジオで独学してたようですよ。





彼と日本の闘牛仲間の応援もあって、
1991年にカナリア諸島で初の「闘牛禁止法」が成立、
2010年7月28日にはスペイン本土のカタルーニャ州で初の闘牛禁止法が成立、
2011年にはスペイン全土でテレビ中継の終了が決定、
2012年から州内で闘牛を行なうことが禁止されました。


2011年9月25日、
カタルーニャ最後の闘牛興行を終えて、
その時に名誉の戦死を遂げた勇士を弔って、
そして、日本に帰ってきたのだそうです。


いやいや、
闘牛廃止の戦いはまだまだ続いていますよ。

彼、日本で英気を養いながら、
国際的な運動をしているそうです。


署名や寄付を受け付けますって。

ご家族やお友達も誘って、
どうぞ、よろしくお願いしますね。




幅。５・２ｃｍ

奥行き。１１・５ｃｍ

高さ。８・０ｃｍ


















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タグ：闘牛 闘牛廃止運動 闘牛禁止法 スペイン 横綱 引退 現役 スペイン語 ラジオ 支度部屋 力士 不知火型 土俵入り 一代親方 相撲界 伝説 会長