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「贅沢禁止令」時代にぴったりの 贅沢な墨流しの花瓶 [物]


「贅沢禁止令」時代にぴったりの
贅沢な墨流しの花瓶



世界的に経済状態がよろしくないご時世ですね。


江戸時代にも幕府は散々頭を悩ませた挙句、
何度も「贅沢禁止令」を出しました。


あれをしちゃあいかん、
これをしちゃあいかん。


身分によって、
してはいけない贅沢を決めて、
お金を使わないように、
その余った分は幕府や藩の懐に入るようにと画策されたとか。


それでは、
お金の有り余っている町人たちは欲求不満が溜まること溜まること。


「底至り」と称して、
表向きは質素倹約に務めていると見せかけて、
見えないところにうんと贅沢をしました。


そして、
それこそが「男の粋」などと言って、
粋がっていたのです。


代表的なものが「裏勝り」の羽織。


表はなんの変哲もない黒いものですが、
まあ、裏の派手なこと。


キンキラキンでカラフルを極めて、
それで密かに喜んでいたのですから、
まあ、他愛もないというか。




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さて、
こちらの花瓶でありますが、
淡い色合いで一見地味ですね。

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しかし、
驚く無かれ、
実は「墨流し」なのです。


ええっ、どこが??


中です!

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実は、
口とところを墨流しにしたつもりでしたが、
なんとしたことか、
釉薬が中に流れてしまって、
肝心の表面ではなく、
中壁が墨流しになってしまったようなのです。


羽織の裏ならば、
ひと目のつかない場所で、
そっとめくってお見せも出来ようものの、
陶器で出来た花瓶では、
裏をめくってお見せするとこが叶いませぬ。

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ああ、残念。

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なんという贅沢な花瓶でありましょうか。







まろやかな六角形と、
淡く控えめな色合いがお気に入りの作品ですので、
賑やかしに下駄と蛙さんたちに登場願いました。

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あ~あ、たまげた?!

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忘れてちょうだい、
けろっとな?!

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サイズ。

高さ 18・5cm

径 17・7cm



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