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丸い小箱「黄色い鳥、小鳥」 [物]


丸い小箱「黄色い鳥、小鳥」


今日は7月1日。

1918年の今日
子ども向けの文芸雑誌「赤い鳥」が創刊されました。


鈴木三重吉が児童のために、
童話と童謡を集めた雑誌を作ったのです。


政府が主導する唱歌や説話に対抗して、
子どもの本当の感性を育むために始めたこの雑誌は
日本の児童文学や児童音楽の創世に大きな役割を果たしました。


鈴木三重吉に賛同したのは以下の沢山の人々で、
寄稿したり、表紙や挿絵を書きました。


芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花、北原白秋、
高浜虚子、徳田秋声、菊池寛、西條八十、
谷崎潤一郎、三木露風、清水良雄など。


しかし、
残念なことに、この「赤い鳥」は
1936年8月の鈴木三重吉の死を以って廃刊されてしまいました。


1984年、
日本童謡協会は今日7月1日を「童謡の日」と定めました。








そんな雑誌「赤い鳥」を偲んで、
黄色い小鳥の小箱を作りました。


黄色い鳥、小鳥、
なぜなぜ黄色い。
黄色い實を食べた。


cc2_mo.JPG
b4_mo.JPG
b2_mo.JPG



昔、子どもだった人、
今、子どもの人、
そして、これから生まれてくる子どもたち、
男の子も女の子も、
世界中のすべての子どもたちに
平和と幸せが訪れますように。



直径9cm

高さ6cm



Akai-Tori_first_issue_mo.jpg




赤い鳥小鳥

北原白秋

赤い鳥、小鳥、
なぜなぜ赤い。
赤い實をたべた。

白い鳥、小鳥、
なぜなぜ白い。
白い實をたべた。

青い鳥、小鳥、
なぜなぜ青い。
青い實をたべた。



むさし野男声合唱団 『赤い鳥小鳥』
https://www.youtube.com/watch?v=8JYRbkdmJmw







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