白い桐の塗下駄

2013.10.14

白い桐の塗下駄




白い下駄ですね。

上等な桐に、白漆を塗ってあります。

それも、
近頃、特に巷に出没している
「塗壁」という言葉を連想させる厚化粧の女性のような、
べったりの白の厚塗りではなくて、
上品なグレーの流し模様が施されています。


下駄の台のグレーに合わせて、
鼻緒も
薄いグレーと薄いイエローの組み合わせになっていますよ。


控えめな色合いだけど、
とってもお洒落ですね。


この下駄も
本物の下駄を作るのと同じ手順で制作しました。


鼻緒のすげ具合、
歯の入れ具合、
裏の金具や鼻緒の紐など、
じっくりとご覧下さいね。


この下駄にはどんな着物が似合うでしょうか？

一体、どんな女性が履くのでしょうか？

そして、
どこにお出かけするのでしょうか？

銀座あたりかもしれませんね。


文化の秋、芸術の秋、音樂の秋、読書の秋、
どれも似合いそうな下駄でしょう？


幅。２・５ｃｍ

長さ。４・５ｃｍ

高さ。１・８ｃｍ












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タグ：白、桐下駄、鼻緒、塗り壁、厚化粧