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南極犬タロ、ジロの像を見守る「マツオ・デラックス」くん [動物]

2013.11.27

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南極犬タロ、ジロの像を見守る「マツオ・デラックス」くん


2020年、
東京にオリンピックが帰ってきますね。


長年の再誘致運動がやっと実って、
日本中が喜びに満ちていると言えましょうか。


しかし、
そこには色々な難しい問題も山積みで、
手放しで喜んでいいものかどうか。


さて、オリンピックを自国に呼ぶための誘致合戦は
本当に凄いもので、
表に裏に、各国がしのぎを削ってきました。

我が国の誘致運動も、
いささか強引過ぎるのではないかと、
しばしば疑問視されたこともありましたね。


そんな中のひとつが
東京タワーの入り口にモニュメントとしてあった
「カラフト犬ブロンズ像」が撤去されて、
オリンピック誘致のための花壇にされたというもの。


NEC_0777_mo.JPG


そのニュースを聞いた「マツオ・デラックス」くんは
怒りに燃えて、
散歩仲間の飼い犬や、顔見知りの野良犬らと一緒に、
駅前や街角で、大々的な反対運動を繰り広げたのです。


演説をするもの、
署名運動をするもの、
ブログや掲示板に書き込むもの、
ツイッターやフェイスブックなどのSNSで発信するもの、
もう、あらゆる手段を使って、
偉大な先輩犬たちの慰霊像の存続のキャンペーンを行ったのです。



このことについては、
犬ばかりでなく、
他の動物たちにも、大きな波紋を呼んで、
特に、
人間たちの世界でも、
ネット上を始めとして批判が相次いだのでした。


その成果があって、
この像は廃棄することなく、
別のより良い場所に移転することに決定しました。


そして、
2013年11月23日、
やっとあの「南極犬タロ、ジロ」に再会できることになったのです。


場所は、
情報・システム研究機構国立極地研究所。


公益財団法人日本動物愛護協会から寄贈を受けたカラフト犬ブロンズ像を
国立極地研究所南極・北極科学館の西側付近に
展示することにしたのでした。


「マツオ・デラックス」くんたちは
もう当然のことながら、
移転竣工記念行事と記念講演会にも出席したそうですよ。



あの渋谷駅の「忠犬ハチ公」像の作者である安藤士さんが手がけた
これらのカラフト犬の像をご覧になりたい方は
ぜひ、こちらまで。


きっと、
満足そうに眺めている「マツオ・デラックス」くんにも会えますよ。


幅。4.0cm

長さ。9.1cm

高さ。3.4cm

中は空洞になっています。

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